なぜ働くのか

昨日のセミナーでは、小説『タイタン』をテーマとしたディスカッションの中で、自分が仕事に求める価値観を再認識することができた。

 

ディスカッションの内容

「2205年、全ての労働を機械が行うユートピアの世界。人間は働かなくても生きていくことができる。ある日、就労者として仕事の依頼があった。その仕事には責任があるがやりがいもある。さて、あなたはその仕事を引き受けるか?」

 

私は仕事を引き受けたいと考えて意見を共有した。

仕事を引き受ける理由

1:自分の価値を提供するため。

2:仕事をやり遂げて達成感を得るため。

3:価値提供や目標達成により喜びを得るため。

 

こう考えてみると、私が仕事をしたい理由とはお金ではないということがわかる。お金はあくまでも手段であり、お金以上に得たいものがある。それが私にとって働く理由であり、もっと言えば生きている理由なのかもしれない。

 

現在の仕事では、上記の3つを満たすことができず、もやもやしている日々が続いている。自分を満たすために自分から仕事を取りに行くことを、組織の中でやることに対して無意識に制限をかけているように思う。例えば、「目立ちたくない」「ほかの人の目が気になる」「自分を喜ばせたいなんて1年目が思うのはおこがましい」のような気持ちを常々感じている。仕事がつまらないのは環境のせいではなく、自分の考え方に原因があることを忘れないようにしよう。