人生を他人事のように生きている

人生を他人事のように生きている。今日仕事が終わった後にそう感じた。

 

残業で帰らない人、定時で上がる人、私は前者だ。別に帰れないほど仕事が溜まっているわけではないのに、帰らない理由を探して残業をしている。一年目からこうなのだから、きっと10年後もそうなのだろう。情けない気持ちになってもそれに抗うエネルギーがない。会社でこの先もいいように使われて人生を終えていくのだろう。先輩の言うことを素直に聞いて会社の歯車になって、退職していくのだろう。それに抗う力がない。

 

人生を他人事のように生きているから、仕事を覚えたいとう熱もない。覚えなければいけないという気持ちで覚えようとしている。仕事が全く楽しいと感じない。いつの間にかストレスをため込んでいる。ストレスのせいか、3日前の処理を忘れてしまっている。本当に俺はこのまま仕事を続けていくのか。仕事を続けるかどうかは自分で選択ができる。いやなら辞めたっていい。職業選択の自由が日本にはある。ただ、辞めるという決断をすることで他人にどう思われるかが怖いから辞めない。一生そうやって考え続けるのだろうか。俺は仕事を辞める価値なんかないから、今の仕事を一生懸命やることが正しいんだって自己暗示し続けるのか。

 

単純にサラリーマンのモチベーションって何なんだろう。養う家族がいない私にとって、何をモチベーションにして毎日同じデスクで死んだような眼をしながら働けばいいんだろう。会社では自己完結できる仕事はない。逐一気づいたことがあれば報告することがミスの防止につながる。そういうものだということは分かった。でも結構しんどい。自分で何もできないじゃん。仕事ってしんどい。使う言葉もネガティブになってきた。環境のせいにしたくなる。俺はこのままの人生を送るのだろうか。