ミリオネア・マインド

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金持ちになれる人とそうでない人との考え方の違いを学べる本。

本書で学んだことは、金持ちになるためには勉強をし続けることや、先駆者から教えを乞うことや、お金の管理をすることなどの重要性である。楽して金持ちになる方法などなく、金持ちになりたければ努力をすることは最低限必要だ。それができて初めて、ミリオネア・マインドが意味を成す。

本書は一度読むだけではなく、何度も読み返して考え方を金持ちにシフトさせていく本だと思う。今回の読書だけで満足せず、一か月後にもう一度読み返す機会を作ります。

非常識な成功法則

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[書評]

タイトルの通り、一般的な自己啓発本とは異なる方法での成功法則を学べる本。やりたくないことリストは再度しっかりとやる。本書で紹介されていた行動で実践したいのは、目標を紙に書いてファイルに入れて持ち歩くこと。毎日起きた後と寝る前に見るようにする。それだけで目標が実現するなら試したもの勝ちだ。人間の脳は約3%しか使われておらず残りの97%は無意識なら、その無意識に自分の目標を擦り込んで行動を変えていきたい。

21世紀のビジネス

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ネットワークマーケティングを題材にした本。稼ぐことにおいて大切なことは、セールス能力ではなく人を集めてネットワークを築くこと。ネットワークマーケティングを体験することで得られることは多く、人を集める力もここから付けられる。本書はネットワークマーケティングをごり押ししている。

 

人を集めることに関して私が大切だと思うことは、自己投資をして自分のレベルを高めて、より精度の高い情報を提供できる人間になることだ。また、人から好かれる力も大切かもしれない。今の自分には親しい友人以外に心を開いておらず、彼らを集めることはできない。今日も3~4人に食事を断られた。学生時代にヒッチハイクをした経験で断られることには慣れている。自分から多くの人に声をかけて断られた経験があるため、こんなことどうってことない。でも、稼ぐことにおいてはこれだと問題である。

 

ネットワークを築けている人とそうでない人の違いを認識することが大切だと思う。実生活の中でネットワークを築けつ人を見つけて、まずはその人の行動や癖を観察していこうと思う。

なぜ働くのか

昨日のセミナーでは、小説『タイタン』をテーマとしたディスカッションの中で、自分が仕事に求める価値観を再認識することができた。

 

ディスカッションの内容

「2205年、全ての労働を機械が行うユートピアの世界。人間は働かなくても生きていくことができる。ある日、就労者として仕事の依頼があった。その仕事には責任があるがやりがいもある。さて、あなたはその仕事を引き受けるか?」

 

私は仕事を引き受けたいと考えて意見を共有した。

仕事を引き受ける理由

1:自分の価値を提供するため。

2:仕事をやり遂げて達成感を得るため。

3:価値提供や目標達成により喜びを得るため。

 

こう考えてみると、私が仕事をしたい理由とはお金ではないということがわかる。お金はあくまでも手段であり、お金以上に得たいものがある。それが私にとって働く理由であり、もっと言えば生きている理由なのかもしれない。

 

現在の仕事では、上記の3つを満たすことができず、もやもやしている日々が続いている。自分を満たすために自分から仕事を取りに行くことを、組織の中でやることに対して無意識に制限をかけているように思う。例えば、「目立ちたくない」「ほかの人の目が気になる」「自分を喜ばせたいなんて1年目が思うのはおこがましい」のような気持ちを常々感じている。仕事がつまらないのは環境のせいではなく、自分の考え方に原因があることを忘れないようにしよう。

 

 

持続的な人間関係

持続的な人間関係を築いていくために必要なことは何だろう。今日は持続的な人間関係を壊す行為をしてしまった。

 

僕は3週間おきに美容室に通っている。今日もいつもの美容師さんにカットをお願いした。何気ない会話がきっかけで、以前からその美容師さんとはお金の話をよくする。僕はお金や経済についての本を頻繁に読んでいるためか、美容師さんは保険や仮想通貨などのことについて教えてくれる。今日もその話をしてくれた。

 

話がひと段落して、今読んでいる本について尋ねられた。僕はロバート・キヨサキの金持ち父さんシリーズの本を読んでいるが、何となくそれを言うのをためらってしまい、働き方についての本だと嘘をついてしまった。そこからの会話は僕が知っている単語をただ発しているだけのつまらないものになってしまった。僕が嘘をついたことによって、コミュニケーションに違和感が生まれてしまった。美容師さんも、あまり踏み込んだ質問をしてこなくなった。

 

一つの嘘によって、会話はつまらないものになるし、相手との関係はすぐに壊れてしまう。相手は自己開示をしてくれているのに、自分は心を開けていなかった。自己開示の苦手な自分を責める必要はないけど、相手の立場で考えてみれば面白くないだろう。僕は相手の立場に立って考えることを怠っているがゆえ、ふとした瞬間に適当な反応をしてしまう。これでは持続的な関係は築けないだろう。

 

持続的な人間関係を築くために必要なことは、お互いにとってウィンウィンの関係であることと、お互いに信頼があることではないかと思う。持続的な関係を築きたいのであれば、まずは自分から自己開示をすることや、相手にとっての有益なことを提供することや、嘘を絶対につかないことなどが必要だと思う。今日は美容師さんに嘘をついてしまい自己嫌悪に陥った。今日のミスを忘れずに、いい人間関係を築いていける人間になっていきたい。

CF勉強会

今日はCF勉強会に参加した。『金持ち父さん、貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキが考案したキャッシュフローゲーム101をやった。

 

今日学んだことをアウトプット。

・財産が破綻したとき、持ち家と賃貸では持ち家の方が先に出ていくことになる。なぜなら、差し押さえられたら即その家は国や差し押さえた人の所有物になるため。

・今後Eクワドラントの人のレバレッジは、1:1から1:0.5のように正当な対価をもらえなくなっていく。なぜなら、安倍政権の政策による日本の株価上昇により、物価は上がり続けるが、サラリーマンの給料は上がっていないため。また、もしデフレが起きて物価が下がったとしても、企業は従業員をリストラできて多くの個人は恩恵を受けられないため。

・稼ぎたいと思ってインターネットに乗っている情報に飛びつくのはバカ。実際に稼いでいて有益な情報を持つ人は、不特定多数の人がアクセスできるインターネットに情報を書いたりしない。騙されないように、しっかりとリテラシーを付けることが大切。

・ESのクワドラントからBIのクワドラントにはマジックミラーがあって、ES側からBI側を見ることができない。BIになりたいと思ったときに一番邪魔をするのがESで身に着けた考え方。

・Bになるために必要なのは「メンター」と「手段」。メンターは資本主義の仕組みを知っている。メンターに勧められたことを拒否した時点で教えてもらえなくなる。中国の古事に鳳凰にしか止まれない青桐(梧桐の木)の話がある。青桐は毒を持っていて鳳凰以外の鳥は止まることができない。この話の本質は、青桐に唯一止まれる鳳凰が優れているわけではなく、青桐が止まらせる鳥を選んでいて鳳凰にしか止まらせないということ。これをメンターとの関係に当てはめてみると、メンターは教える人を選んでいて、メンターが教えたいと思う人にしかメンターから学ぶことはできない。この話を聞いて、できることは勧められた本を短期間で読み、自己投資をすることくらいしか思いつかなかった。今の自分には何もなく、ただ情報を提供してもらっている関係だ。しかし、多くの本にも書かれているように、そのようなウィンウィンではない関係は持続しないだろう。自分のレベルアップが最低限の条件だ。さもなければ、資産を作るべきタイミングを逃して、人生100年を苦しく過ごすことになる。今こそ本気を出す時で、これまでに努力したどんなことよりも努力する必要がある。

不労所得30万/月を稼ぐ方法は今の自分にはわからないが知っている人はいる。知識の差でオポチュニティをものにできるか逃すのかが分かれる。それがメンターが必要な理由であり、勉強をする必要がある理由である。勉強して考え方を変えるためのコツとして、環境を利用することや期間を詰めて習得することが大切。

・ゲームでも現実でも、自分の現状を把握して自分が欲しいオポチュニティを常に狙っていることが大切。オポチュニティが目の前に現れてから迷っているようでは、すぐに他の人に持っていかれる。現実のビジネスの世界は甘くない。ゲームでこれができないようでは、ゲームより複雑な現実でできるわけがない。

 

本日のセミナー

今日は20時から働き方セミナーをzoomで受講。月曜なのに受講者は100人近くいた。20代から30代で私と同じような悩みを持つ人がこんなにもいるなんて...。多くの人は仕事に対して何かしらの不満を抱えていることが参加人数を見てわかる。

 

今回のセミナーでは働き方に関する色々な本が紹介されていたが、その中でも特に、橘玲さんの『働き方2.0vs4.0』が取り上げられていた。

 

働き方1.0の特徴は、給料が上がらないことだ。労働市場においては、労働力を企業に売った対価として給料を得ている。市場においては、モノの値段が使用価値ではなく交換価値で決まるように、労働市場でもその人の能力ではなく交換価値(=生活費)で決まっている。それゆえ、どんなに成果を出したとしても、もらえる給料はほぼ一定なのが働き方1.0である。私を含め多くの人が働き方1.0のカテゴリーに属している。

 

働き方2.0はいわゆる成果主義である。このカテゴリーでは成果主義と言いつつも、給料は能力に応じて支払われるという考えは間違っている。成果主義とは名ばかりで、給与体系は企業が主導権を握っている。どんなに成果を出しても成果を出した人が基準となっていき、それが永遠と繰り返されるのだ。つまり、働き方2.0とはどんなに努力しても企業が給料を下げ続ける搾取地獄なのだ。

 

働き方3.0は10代のうちから才能が発揮されていて、20代前半でアメリカで活躍する大谷翔平のような人生だ。つまり、私のように20代半ばから働き方3.0を目指すのはほぼ不可能だ。

 

働き方4.0は最近流行りのギグワーカーだ。例えば、ユーチューバーやウーバーイーツで収入を得ているような人たちである。企業に雇われずにフリーで働く人全般を指す。世界的に働き方4.0へ移行していて、これからの時代は個人で生き抜く力が必要とされる。個人の時代を生き抜くには、個人の理念、MISSIONを掲げることや、P/L・B/Sの概念を身に着けることが必要不可欠である。しかし、働き方4.0の本質は、アプリが上司になって仕事をしていることであり、重労働で薄給になりやすいのだ。

 

最後に、これからの働き方のキーを握る働き方5.0について紹介する。本書では、機械だが全てを行うユートピア/ディストピアと定義されているが、かみ砕いて言えば、一部の人がAIを使い、大多数の人がAIに使われる社会である。この社会においては、「AIをどう活用しよう」という考え方が非常に重要になる。

 

AIに使われる側にならないためには、人よりも勉強をする必要がある。ボーっとしているうちに世の中は変わっていくし、現実問題として、中所得者層の多い日本では相対的貧困が起きている。勉強の大切さを改めて認識したセミナーだった。